子どもが寝た後にスマホで「Webデザイナー 主婦」と検索した夜のことを、今でも覚えています。
出てきたのは「やめとけ」「稼げない」「今からじゃ遅い」というような投稿や動画。
見終わった頃には、まだ始めてもいないのに、もう終わったような気持ちになっていました。
そのままぼんやり天井を見ながら、眠れなかった夜が私にもあります。
先に言ってしまうと、「やめとけ」と言われている理由は、だいたい事実です。
AIが出てきてデザインの単価は下がっているし、ライバルは増えている。納期に追われる働き方もあります。大事なことを隠して嘘でふんわり夢を見せるサイトにはしたくないので、ここは正直に書いておきます。
ただ、あの「やめとけ」の記事をよく読んでいくと、あることに気づきます。
そうした記事の中には、デザインの仕事一本で独立し、生活費をまかなうことを前提にしたものもあります。家事や子育てと両立しながら小さく始めたい人とは、目標も条件も同じではありません。
目標を置き換えると、見える景色はけっこう変わります。
単価の高い案件を取り合う必要はないし、納期に追われるほどの量を受ける必要もありません。
編集部員自身が感じていた「まとまった時間がない」という壁は、AIツールを制作の補助に使うことで少し低くなりました。子どもが起きるまでの1時間でも、アイデア出しや文章の整理、画像案の比較など、進められる作業が増えています。
もうひとつ、これだけは先に書いておきます。
「今すぐ始めないと乗り遅れる」という焦りは、たいてい何かを売りたい側の言葉です。
子どもがまだ小さい、時間的にも気持ちにも余裕がない。そういう時期は、始めないほうがいいこともあります。
どんな選択肢があるのかを知っておいて、動ける時期が来たら動けばいい。それでいいと思っています。
AIでデザイナーが要らなくなるんじゃなく、AIを使うデザイナーになればいい

このサイトを書いている私も、子育てをしながらデザイナーをしていますが、元々デザインの専門ではありません。AIや最新のツールを軽々と使いこなす人でもありません。
最初の頃は、サンプルを作って出品しても何週間も問い合わせが来なくて、「やっぱり無理か」と思いかけたことがあります。
単価が数百円にしかならなくて、時給を計算して落ち込んだ日もありました。
そこからやっと、デザイナーとして少しずつお仕事をもらえるようになっていき、単価の高いデザインも任せてもらえるようになってきた矢先に……。
AIの生成機能を使うと、デザインや画像ソフトを学んだことのない人でも、短時間で画像案を作れる場面が増えました。スクールで学んだ時間や努力の意味がなくなったように感じ、衝撃を受けました。
デザインスクールに使ったお金と、私の時間と努力は……?
今後どうしたらいいの?
そんなとき、デザインスクールの講師から、AIを使えるデザイナーはまだ少ないと教わりました。
AIを使えば「デザインで絶対稼げます」とは言いません。向いていない人も、始めないほうがいい時期もあります。
このサイトの役目は、始めるかどうかを考えるための判断材料を届けることです。実際に始めるかどうかは、自分の状況に合わせて決めてください。
在宅デザインの副業の悩みから探す
Webデザインを始めるか迷っている「やめとけ」と言われる理由や、スクール選びを始める前に知っておきたいことを整理します。
Canva・AIを副業に活かしたい仕事内容や収入の考え方、始める前に確認したい注意点を紹介します。
在宅ワークやお金の不安を整理したい育休中や40代からの働き方など、今の生活に合う選択肢を考えます。
まず読むなら、この3本
主婦がWebデザイナーはやめとけと言われる理由「やめとけ」は誰に向けた話なのかを整理し、自分に合う道を考えます。
家で学べるWebデザインスクールの選び方費用だけで決めず、生活との両立や学習方法から比較します。
Canva副業の仕事内容と始める前の注意点どのような仕事があるのか、始める前に知っておきたい現実をまとめます。
最後に、このサイトのスタンスをひとつだけ
このサイトは「AIを使いこなせば絶対稼げる」とは言いません。
でも「AIが来たからもうデザインで稼ぐのは無理」とも言いません。
どちらか一方の言葉だけで、今のあなたに合う答えは決められないからです。
自分のペースで、確かめながら進んでください。そのための材料を、実体験と調査をもとに少しずつまとめていきます。





